悪魔たち天使たち
STEAL BIG,STEAL LITTLE

監督:アンドリュー・デイヴィス
| 出演: | アンディ・ガルシア(ルービン,ロビー)/アラン・アーキン(ルー) |
| レイチェル・ティコティン(ローラ)/ジョー・パントリアーノ(エディ) | |
| ドミニク・ガルシア・ロリド(マリア)/ホランド・テイラー | |
| アリー・ウォーカー/デヴィッド・オグデン・スティアース/石橋貴明(ヨシ) |
| ST: | 脚本−ジェーン・ブレイク、リー・ブレッシング/製作・脚本−アンドリュー・デイヴィス |
| 撮影−フランク・タイディ/音楽−ウィリアム・オルヴィス | |
| 美術−メイシャー・アーマド/衣裳−ジュリー・リン・ティレン | |
| 編集−ドン・ブロシュ、ティナ・ハーシュ/製作−フレッド・カルーソ |
製作年:1995年
時間:135分
製作:シカゴ・パシフィック・エンターテイメント=サヴォイ・ピクチャーズ/配給:東宝東和
媒体:VIDEO
備考:ヴィスタ/ドルビー/日本公開−'97年
純朴なルーベンは、大農場主だった母の莫大な遺産を相続するが、狡猾な兄ロビーから数々のいやがらせを受ける。農場を守るため、家族や仲間と立ち上がり…正反対の性格の一卵性双生児兄弟が繰り広げるバトルを描いたハートウォーミング・コメディ。
とんねるずの石橋貴明が出ているので、ずいぶん前にヴァラエティ番組で撮影風景が紹介されていたが、忘れた頃にやってきた感じ。モノローグで母にこだわる割には存在感が希薄だし、双子にもっとメリハリをつけても良かった。後半になってようやく転がり出すけれど、そこに至るまでがどうもモタついてしまった。回想形式もけっこう意味ナシ。
しかし…ここでモード切り替え。アンディ見るにはうってつけ。なにせ二役だから出番も2倍、2つの顔が見られるのだから。おまけに実の娘ドミニクが映画デビューし、父子役を演じているのがミソ(結構、距離を置いたキャラクター設定になっていたのが救いでもあるが、奥さん似なのか〜と勘ぐってみたくもなる自分が哀しい)。エンディングのカーニバルではバカ踊りしているし、クレジットの後には道端の観客におじぎしてみせたりする姿も遠景でとらえられている。
インタビューにも石橋→日本→となれば『ブラック・レイン』そして→松田優作へ…と話が展開するわけだが、未だに思い出しては絶句してくれたというのには、つい胸が熱くなる。もっともそういった記事を除くと、モノクロ写真にブレたカラー写真、とどめに下手なイラスト表紙のパンフはクズ以下。ダサいチラシといい石橋を前面に押し出した宣伝といい、いかにこの作品がど〜でもいい扱いを受けているかを思い知らされる気がする。(25 JUN 1997)