絶体×絶命
DESPERATE MEASURES

監督:バーベット・シュローダー

出演:アンディ・ガルシア(フランク・コナー)/マイケル・キートン(ピーター・マッケイブ)
ジョセフ・クロス/マルシア・ゲイ・ハーデン/ブライアン・コックス
エリック・キング/エフレイン・フィギュレロア
ST:脚本−ヘンリー・ビーン、ニール・ジメネス、デヴィッド・クラス/撮影−ルチアーノ・トヴォリ
音楽−トレヴァー・ジョーンズ/編集−リー・パーシー/美術−ジェフリー・カークランド
製作−ゲイリー・フォスター、スーザン・ホフマン、リー・リッチ、B・シュローダー

製作年:1997年

時間:101分

製作:イーグル・ポイント=シュローダー=ホフマン・プロ/マンダレー・エンターテイメント/ヘラルド

媒体:VIDEO/DVD(ビクター)

備考:ヴィスタ/ドルビー・デジタル・SDDS


サンフランシスコ市警の刑事コナーは、白血病の幼い息子を救いたい一心で骨髄液合致者を捜し出し、獄中のマッケイブに移植への提供を求めるが…必死の父親vs.脱走をもくろむ凶悪犯の熾烈な闘いを描いたサスペンス・アクション!
基本的には公私混同親馬鹿物語なのだが、すべてを投げうってでも息子を助けたいと願う主人公に清々しさを与え、そこまでやってもいいじゃないか!と思わせるだけの説得力を持たせたのはアンディのキャラクターあってのもの。法にふれようが、なりふりかまわず突っ走り、時には巻き込んでしまった周囲の現実に愕然となりながらも、やっぱり進むしかない…という状況が丹念に描かれていた点も、根本的なアラをカバーしてくれた。高IQの敵に足元を見られて分の悪い戦いを強いられる主人公にスンナリ肩入れできるつくりが見事だし、邪悪そうで得体の知れない不気味さをかもしだしたキートンの功績も大。
アンディには“家族を思う人”系の被害者キャラクターが実によくハマる。もちろん孤高の人でも加害者系でも良いのだけれど、彼の良さが前面に押し出されてくるのは今回のようなタイプの時…という気がしてくるほど。アクションの中に人間ドラマも巧みに織り込まれているし、個人的にこういったしめ方は大好き!これまではバーベット・シュローダー監督=生真面目というイメージが強かったので、さりげない軽さも盛り込めたのが意外でもあった。(27 May 1998)
More pictures

BACK