たまたまアルハンブラ地方を旅する機会があり、グラナダにあるロルカの生家を利用した記念館にも行ってみました。ホテルで尋ねたところ、記念館は2箇所あり、生まれた家のほうはかなり遠くの村だということで、ガイドブックにも載っていた市内のものだけにとどめました。スペインのタクシー料金はお手頃なので、市街地から1000ペセタでおつりがくるくらい。市民が憩う公園の中に、Casa(家) Museo(博物館) Federico Garcia Lorcaはありました。
公園の記念館側入口から歩いていくと正面にある小さな白い家がソレで、庭にまわると奥のほうにチケット売り場券売店がありました。受付のおにーさんはスペイン語オンリーだったので居合わせたお客さんが英訳してくれたのですが、入場時間を区切っているので、入れるのは今から1時間半ほど後になるが良いか?とのこと。「Si」と答えてチケットを購入すると、もぎる部分に入場時間をペンで書き込んでくれます。売店には詩集や展示物のパンフレットなどが並んでいました。
庭のベンチでは入場を待つ人々がなごみ、そこここに猫がいるのも印象的でした。入場時間がくるとグリーンのドアの鍵が開けられ、15人ほどが中に入れるようになっていました。案内・解説してくれる係員が付きますがスペイン語オンリー、外国人観光客は殆ど来ない場所のようです。天井が高いので広く感じられますが、部屋そのものは8〜10畳程度?なので人数制限もナットク。1階には応接間、キッチン、ピアノの置かれた広間があり、壁にはロルカが描いた絵が飾ってありました。2階の部屋には手紙や原稿、写真などがガラス・ケースに展示されていて、1組につき30分ほどの見学。
連休だったこともあり、老若男女がこの記念館を訪れていました。係員にはいろいろな質問がとびかい、展示を見つめるまなざしの熱さからも、スペインの人々に愛されている作家なのだなぁと実感できるひとときでした。それだけに、私なんかが来ていいの?と内心、恐縮ものでしたけれど…
記念館のオフィシャル・ページ(スペイン語)もあります
| Huerta de San Vicente CASA-MUSEO FEDERICO GARCIA LORCA |