初日ルポ in TOKYO

2000年1月22日(土)、東京では日比谷シャンテ・シネ1で遂に『ロルカ、暗殺の丘』が封切られました。初回は11時20分から上映までの20分間、スペイン通の俳優・天本英世さんによるトーク付き。普段よりかなり早く1時間前には既に開場されていましたが、スペイン好きとおぼしき方々が詰め掛け、開始時には多数の立ち見が出る盛況ぶり。

壇上に登場した天本さんは、モロッコ製のマントにスペイン製ベスト、トレードマークの帽子…といったいでたち。スペインや詩人ロルカに思い入れがあるだけに、映画に関しては英語作品だったのが残念だった御様子。ロルカ本人とアンディのイメージがかなり違うこと、ロルカ暗殺の真相に関してはあくまでもフィクションである、といったことを簡単に述べられてから、ロルカ13の民謡から4曲をアカペラで披露され、さらに詩『メメント』を日本語とスペイン語で諳んじてくださいました。

特に詩となると、原語ならではの響きが貴重でもあります。微妙なニュアンスが翻訳でそこなわれてしまうのもツライところ。とはいえ本編のほうは英語とはいえロルカを知らなくても作り手の熱さが伝わってくるシブイ力作でした(詳しい感想は後日…ということで)。ラストクレジット終了頃に客席の後ろのほうから「×ナントカカントカ×ロルカ〜」という声がかかったのですが、声の主はイベント後も客席に残っていらした天本さんだったようで。退出時には私のすぐ前を歩いていらしたので、スリムで長身な方なんだな〜とミーハーモードで眺めておりました。

イベント企画付き初回は、想像を上回る満員御礼でした。次の回の列は、この劇場にかかる通常の話題作の初日並みの長さに延びていて、これまたちょっと安心っ!
尚、上映前にロビーで配給会社ギャガの方から伺ったのですが、大阪では3月公開となる予定だそうです。

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