シー・オブ・ラブ
SEA OF LOVE

監督:ハロルド・ベッカー

出演:アル・パチーノ(フランク・ケラー)/エレン・バーキン(ヘレン)
ジョン・グッドマン(シャーマン)/ウィリアム・ヒッキー
マイケル・ルーカー/リチャード・ジェンキンス

ST:脚本−リチャード・プライス/撮影−ロニー・テイラー
音楽−トレヴァー・ジョーンズ/美術−ジョン・ジェイ・ムーア
編集−デヴィッド・ブレーザートン/衣裳−ベッツィ・コックス
製作−マーティン・ブレッグマン、ルイス・A・ストローラー

製作年:1989年

時間:116分

製作:マーティン・ブレッグマン・プロ/配給:ユニヴァーサル=UIP

媒体:VIDEO(CIC)/LD/DVD(ソニーピクチャーズ)

備考:ヴィスタ/ドルビー



NYで連続殺人事件を追う刑事フランクは、捜査線上に浮かんだ謎の女ヘレンと恋におちるが、疑惑はつのっていく…大都会の孤独を浮き彫りにしたラブ・サスペンス。しかし推理モノとしては反則スレスレっぽい強引さ。
アルのカッコ悪さがヨイ!元妻の恋人になった同僚に嫌がらせはするは、口説き方もダサダサ、敏腕刑事にも見えず…そこがまた新鮮なのだった。離婚率の高さ、そして恋人募集広告といった病める現代をコラージュしていくうちに、ギリギリの孤独があぶり出されてくるつくりがシブイ。
E・バーキンお得意の悪女キャラクターが生き生きしているし、相棒役J・グッドマンのとぼけた味わいにホッとさせられる。陰惨な殺人現場に残されたレコード『シー・オブ・ラブ』のノ〜テンキな響きとのミスマッチが妙に印象的。
映画の仕事は『レボリューション』から4年のブランクがあったが“おかえり!新生アル!”という感じの涙モノだった。(28 Jan 1990)
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