訣別の街
CITY HALL

監督:ハロルド・ベッカー

出演:アル・パチーノ(ジョン・パパス)/ジョン・キューザック(ケヴィン・カルフーン)
ダニー・アイエロ(フランク・アンセルモ)/ブリジット・フォンダ(マリベス)
マーティン・ランドー(スターン判事)/デヴィッド・ペイマー/トニー・フランシオサ
リチャード・シュイフ/リンゼイ・ダンカン/ネストー・セラーノ
メル・ウィンクラー/ロベルタ・ピータース/ラリー・ロマノ
ST:製作・脚本−ケン・リッパー/脚本−ボー・ゴールドマン
撮影−マイケル・セラシン/音楽−ジェリー・ゴールドスミス
美術−ジェーン・マスキー/衣裳−リチャード・ホーナング
編集−ロバート・C・ジョーンズ、デヴィッド・ブレザートン
製作−エドワード・R・プレスマン

製作年:1996年/時間:112分

製作:キャッスルロック・エンターテイメント/配給:東宝東和

媒体:VIDEO(アスミック)/DVD(ワーナー)

備考:ヴィスタ/ドルビー・デジタル




NY市長ジョン・パパスの補佐官をつとめるケビン・カルフーンは、少年が巻き添えになった銃撃事件をきっかけに保護監察処分の経緯をたどっていく。やがて不正の構図が浮かんできて…若き補佐官の視点で描かれた社会派作品。
アルがケレン味タップリに政治家のカリスマと陰の部分を熱演してくれる。ちょっとモタつきもあるし、謎解きよりも実録っぽさ重視のつくりなので、全体的には地味。J・キューザックは相変わらずアッサリしているし、B・フォンダは殆どオマケ、D・アイエロの上院議員ダニー・アイエロは相当オイシイ役どころ!
主演クレジットの割にアルの出番が少ないのが悔しいが、思いっきり場面をかっさらうスピーチの胡散臭さは最高!周囲のリアクションもノリ過ぎにならないところでとどまっているのがマル。今回の役柄はパパスという姓からしてギリシャ系っぽく、マフィアがからむとどうしてもイタリア系『ゴッドファーザー』イメージになってしまうが、そっち系作品ノリは期待しない方が良い。
事実関係を追っかけるのが中心になってしまい、人物それぞれの葛藤や市長&補佐官の信頼関係の描き込みの希薄さが惜しまれるところ。クライマックスに漂う情感だけが浮いてしまうような。まぁ例によってアルものは溺愛モードでひたすら不純に観ていられれるのが救いというか…(6 Oct 1996)
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