シモーヌ
SIMONE

監督:アンドリュー・ニコル

出演:アル・パチーノ(ヴィクター・タランスキー)/レイチェル・ロバーツ(シモーヌ)キャサリン・キーナー/ウィノナ・ライダー/エヴァン・レイチェル・ウッド/ジェイ・モーア/プルート・テイラー・ヴィンス/エリアス・コティーズ/ジェイソン・シュワルツマン
ST:脚本・製作−アンドリュー・ニコル/撮影−エドワード・ラックマン/音楽−カーター・バーウェル
美術−ヤン・ロルフス/衣裳−エリザベス・ベラルド/編集−ポール・ラベル





製作年:2002年

時間:117分

製作:ニコル・フィルムズ・プロ/ニューライン・シネマ

備考:シネスコ/ドルビーSR・DTS・SDDS


主演女優の降板で窮地に立たされたタランスキー監督だったが、大抜擢した謎の新人女優シモーヌが絶賛され、社会現象に…小品だけれどヲタ風味も漂う内幕ものファンタジー。ライト・コメディでありながら、起こり得るプチSFにもなっていて『ガタカ』のアンドリュー・ニコル監督ならでは。お茶目なアルにもヨダレもの!

ハリウッド・メジャー映画やメディアを皮肉りながらも、巧みな匙加減でエンターテイメントに仕上がっている。十年もヒットのなかった監督の悲哀や家族関係も盛り込みながら、コンパクトにまとめらえている。

アルの出番がかなり多いし、演技派の彼だからこそ反意語的に成立する役柄でもある。踏み外したら荒唐無稽になりかねないストーリーにリアリティを持たせ、楽しませてくれる。これまでとはまた違った顔を見せてくれるのも貴重!実生活ではトホホなスキャンダルを起してしまったウィノナも、生身の女優の迫力をキチンと見せつけてくれたと思う。

(13 SEP 2003)
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