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主演女優の降板で窮地に立たされたタランスキー監督だったが、大抜擢した謎の新人女優シモーヌが絶賛され、社会現象に…小品だけれどヲタ風味も漂う内幕ものファンタジー。ライト・コメディでありながら、起こり得るプチSFにもなっていて『ガタカ』のアンドリュー・ニコル監督ならでは。お茶目なアルにもヨダレもの!
ハリウッド・メジャー映画やメディアを皮肉りながらも、巧みな匙加減でエンターテイメントに仕上がっている。十年もヒットのなかった監督の悲哀や家族関係も盛り込みながら、コンパクトにまとめらえている。
アルの出番がかなり多いし、演技派の彼だからこそ反意語的に成立する役柄でもある。踏み外したら荒唐無稽になりかねないストーリーにリアリティを持たせ、楽しませてくれる。これまでとはまた違った顔を見せてくれるのも貴重!実生活ではトホホなスキャンダルを起してしまったウィノナも、生身の女優の迫力をキチンと見せつけてくれたと思う。
(13 SEP 2003) |